・好きな音楽を聴くのはささやかな楽しみ
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THELONIOUS MONK QUINTETS
 

強烈な個性をもったオリジナル曲をそれに劣らず個性的に演奏するセロニアス・モンクは、どんな編成で演奏してもモンク。ソロピアノであろうとコンボ編成であろうと見事に独自の世界がそこには現出されますね。
ですからモンクを聴く基本はオリジナル曲にありだと思うのですが、このアルバムで演奏している唯一のスタンダード曲「SMOKE GETS IN YOUR EYES(煙が目にしみる)」の味わい深さは格別なものです。58年にプラターズがリバイバルヒットさせて有名になったジェローム・カーンのペンによるこの名曲を、モンクは美しいテーマメロディをあまり崩すことなく弾き綴っていきます。ホーン奏者にはテーマのアンサンブルに終始させ、リズム隊も控えめで、彼のピアノが大きくフィーチャーされたこの曲にモンクのピアノプレイの魅力が凝縮されているように思えます。

ガイドブックを頼りにジャズのレコードを買い始めた頃、モンクの作品はやはりRIVERSIDE時代のものばかり手に入れ聴いていました。
あまり録音がよくないということ、そして作品の完成度からしてPRESTIGE時代のものは手が伸びにくく、聴くのは後回しといったスタンスでした。しかし冒頭で述べたようにどんな編成で演奏してもモンクです。多少音が悪くてもモンクの魅力は変わりようがありません。

A面収録の4曲はフランク・フォスター(ts)、レイ・コープランド(tp)をフロントに据えたクインテット編成によるセッション(54年5月)。
そしてB面の2曲は少し録音が古いけど、若きロリンズのプレイが聴けるセッション(53年11月)。こちらはエンジニアがヴァン・ゲルダーでないので、やや音質に難があります。

名演「煙が目にしみる」が収録されているものの、やはりこの頃のPRESTIGE盤にはこういった弱点があります。
手が伸びにくいのはしかたありません。


A-1 WE SEE
A-2 SMOKE GETS IN YOUR EYES
A-3 LOCOMOTIVE
A-4 HACKENSACK
B-1 LET'S CALL THIS
B-2 THINK OF ONE (take2)
B-3 THINK OF ONE (take1)

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