・好きな音楽を聴くのはささやかな楽しみ
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岡崎友紀 / 私は忘れない
 

元祖“国民的アイドル”です。
昭和45年(1970年)当時テレビの歌謡番組でよく目にしたのが藤圭子ですが、『おくさまは18歳』をはじめとする“18歳シリーズ”でブレイクした岡崎友紀の人気もものすごかったですね。
テレビでお目にかからない日がないくらいでした。

人気ドラマ“18歳シリーズ”を抜きには語れない岡崎友紀ですが、個人的には朝の若者向け情報番組『ヤング720』の司会を務めていた頃(たしか69年だったと思う)の印象が強く残っています。
同番組は日曜日を除く毎朝7時20分からスタートする音楽、映画、ファッション等の情報番組で、なかでも外タレ、人気GSなどが登場する音楽コーナーは見逃せない数分間で、毎朝このコーナーを観てから学校へ行くのが当時の私の日課でした。
そんな毎朝観ている番組の司会を担当し始めたのがこの岡崎友紀で、何曜日の担当だったかはもう記憶の彼方ですが、とにかく私と同学年の彼女はかなり気になる存在でした。

「北国の青空を私は忘れない〜♪」
と歌われるこの旅情豊かでセンチメンタルなポップス歌謡は、72年の作品ですから、私の岡崎友紀に対する個人的ブームはもう沈静化した頃のリリースです。
しかし、当時頭角を現し始めた筒美京平のペンによる楽曲の良さと、清潔感のある岡崎友紀のセンチな歌唱が印象に残るとてもいい曲です。歌唱力もなかなかなもので、とくに高域部分のファルセット・ヴォイスが爽やかに耳に残ります。


C/W 年頃かしら

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荒木一郎 / 今夜は踊ろう
 

60年代和製ポップス界の鬼才、荒木一郎はもともと文学座出身の俳優ですが、60年代後半の歌謡界でひときわ輝く才能を発揮していました。自ら作詞作曲そして歌唱するといういわゆるシンガー・ソングライターの先駆者的な存在といってもいいでしょう。
ほぼ時を同じく国民的な人気を得た加山雄三の健康的な明るさより、個人的にはどこか翳りのある大人の雰囲気を醸した荒木一郎のキャラクターのほうが好みでしたね。

これはそんな彼の2ndシングル(66年発売)。
軽快なリズムにのって、夜の浜辺で「朝まで踊り明かそう♪」と、ちょっと愛想のない節回しで彼の持ち味がよく発揮された名曲。リヴァーブのかかったエレキギターと彼のブルーな歌声が60年代和製ポップスの匂いをたっぷりと振りまいてくれます。
この曲はサビの部分の歌詞が英語という和英混在歌詞なんですが、当時はこの曲のように英語詩にぴったりフィットするメロディーを持った曲があまりなかったんですね。
そんな意味でも先駆者だったと思うのです。

66年に日本レコード大賞の新人賞受賞、そして翌67年には紅白歌合戦に初出場するなど、本業である俳優業が霞むような活躍をみせていましたが、69年のスキャンダルで表舞台から退いてしまいましたね。
当時中学生だった私は、楽しみがひとつ奪われた気持ちがしたものです。


C/W あなたといるだけで

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久美かおり / くちづけが怖い
 

昭和歌謡全盛期に彗星のごとく現れ注目された新人歌手が、いつの間にか姿を消してしまってその後の消息やいかに・・・。そんなケースはままありますね。

この人のことを覚えていますか?

由美かおると間違えそうな芸名も印象的でしたが、この人の話題としては、当時人気絶頂だったザ・タイガースの映画初主演作『世界はボクらを待っている』のヒロインに抜擢されたことに尽きると思います。ジュリーこと沢田研二の恋人役が芸能界デビューというのは幸運に恵まれたというよりも、運命に翻弄される発端だったのかもしれません。

ジャズ歌手マーサ三宅に師事し、ホテルなどでジャズのスタンダードを歌っていた経歴があるので、本来は歌手志望だったのでしょう。その歌手志望の彼女がジュリーの恋人役という大役を終え、歌手としてデビューしたのがこの曲です(68年6月)。
その年のレコード大賞新人賞を受賞しましたが、個人的記憶ではこの曲がそれほど大ヒットした印象は残っていません。これは同年の新人賞受賞曲のピンキーとキラーズ「恋の季節」のミリオン・ヒットが強烈過ぎたからかもしれませんね。

清純な顔つきに似合わず歌声は低音で、大人の落ち着きを感じさせる歌唱。そんな久美かおりのキャラクターによく合った和製ポップスの隠れた名曲です。

その後タイガース主演映画3本に出演、そして4枚のシングル盤をリリースして70年3月に彼女は芸能界を引退しました。
中古屋の棚で手に取り、懐かしさのあまりレジに直行したシングル盤です。


C/W 夜明けの海

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南沙織 / 早春の港
 

立春過ぎて暦の上では春の訪れです。
しかし、今年はまだまだ厳しい寒さが続きそうです。
ここ数日は寒さが幾分和らいでますが、今週半ばからまた厳しい寒さが戻ってくるようで、暖かな春の到来が待ち遠しいですね。
南沙織も「そこまで来ている春の日が、今年はとてもいとしいの♪」と歌っています。

ザッパ〜ンと打ち寄せる波音のSEとそれに被るアコースティック・ギターが陽光にキラキラ輝く水面を思わせ、このイントロで自分が実際に春の港にたたずんでいる気になります。
そしてシンシアのヴォーカルもバックのサウンドも柔らかな春色に染まり、とても穏やか。聴いているうちに気分が冬から春へ切り替わります。

73年1月発売の通算6枚目のシングル。
デビューから1年半余り経ち、この頃の南沙織の歌唱には一段と磨きがかかってきたように思えました。もともと歌唱力のあるシンシアですが、この曲とか「色づく街」で聴かれる歌唱はとくに歌心に満ちたものだと思います。
アップテンポの夏向きの歌より、しみじみ系のじっくり聴かせる歌が似合う歌手になっていました。


C/W 魚たちはどこへ

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ザ・ランチャーズ / 真冬の帰り道
 

昨夜遅くに降った雪で、今朝はクルマのスリップ事故、歩行者の転倒と雪に慣れない首都圏都市部特有の事故が頻発しているようです。
最近は冷え込みが厳しいですね。今日の予想最高気温も6度だそうで、寒い1日になりそうです。
題名は寒そうですが、ホカホカするような温かみのある曲です。

喜多嶋兄弟が在籍した第2期ザ・ランチャーズのデビューシングル、発売は67年11月です。
メンバー全員が慶大生ということもあり、このランチャーズはGSというよりカレッジポップスのイメージのほうが強くありました。エレキを持った大学生のイメージが災いしたのか、そこそこヒットしたこの曲以降は鳴かず飛ばずで、6枚のシングルをリリースしてフェイドアウトしてしまった印象です。
実際私の記憶の中でも、ランチャーズの曲はこれ以外に浮かんできません。

この曲、品のあるヴォーカル・コーラスが心地よさを醸しますが、なんといっても間奏のギターが印象的です。このギターフレーズがこの曲を永遠の名曲にしてしまった感がありますね。
ランチャーズ解散後の71年夏頃だったでしょうか。洋楽好きの友人がこのシングル盤を買ってよく聴いていました。彼もこのギターフレーズの虜になっていたようです。

ジャケに写る白いモズライト・ギターが眩しいですが、彼らがテレビ出演して演奏している場面の記憶はあまり残っていません。
喜多嶋修があのフレーズを弾くシーンに現実感が乏しいのが少し残念です。


C/W 北国のチャペル

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